7年前に神奈川・平塚の保育園で発生の園児死亡事件 傷害致死罪に問われた元保育士の女が無罪主張
2017年、神奈川県平塚市の保育園で、当時1歳だった園児に暴行を加え、死亡させた罪に問われた元保育士の女の初公判が6日、横浜地裁で行われ、女は「ケガをさせていません」と無罪を主張しました。 元保育士の嘉悦彩子被告(48)は2017年4月、平塚市の保育園で当時1歳だった柳田彩花ちゃんの頭に暴行を加え、死亡させた罪に問われています。 6日に横浜地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、嘉悦被告は「ケガをさせていません」と起訴内容を否認し、弁護側は「彩花ちゃんが亡くなったのは病死で事件性はない。事件性が認められても嘉悦被告は犯人ではない」と無罪を主張しました。 一方、検察側は冒頭陳述で、「被告は発育が遅く、手のかかる彩花ちゃんをよく思わず、周囲に人がいないタイミングで突発的に暴行を加えた」と主張。 彩花ちゃんの死因が被告側に伝えられていなかった事件直後に、被告人が「『頭がい骨骨折、重症化する』『平塚、事件速報』などと書かれたサイトにアクセスしていた」と指摘しました。