愛称は「エリでお願いします」熱烈アピールした新助っ人ヘルナンデスは、すぐにチームに溶け込む予感
巨人の新外国人、エリエ・ヘルナンデス外野手(29)が13日、来日し、G球場で入団会見に臨んだ。時差ボケをものともせず会見後すぐに練習を開始。昨年、マイナー3Aで最多安打、最多二塁打を記録した期待の新助っ人が打撃をお披露目した。 * * * 溶け込みたいという気持ちが表情と穏やかな口調からにじみ出た。ファンから何と呼んでほしいか問われたヘルナンデスは「エリ」と爽やかな笑顔で明かした。名前のエリエにちなんで「エリーでもいいですけど、できればエリでお願いします」と自身の愛称を熱烈にアピール。技術や実力があってもチームや文化になじめずに異国で力を発揮できないケースは少なくないが、その点においての心配は少ないと、この一連のやりとりから感じとることができた。 会見後に行われた練習でも垣間見えた。通訳とコミュニケーションを取るだけでなく、隣で1軍の残留練習をサポートしていた日本人のスタッフやトレーナーに歩み寄って会話を交わした。現状、1軍には投手ではバルドナードがいるものの、外国人野手は不在。それでもヘルナンデスの積極的な姿勢があれば、すぐに適応してくれるはずだ。(宮内 孝太)
報知新聞社