韓国前大統領、妻の「機内食論争」に「稚拙な言い争い…恥ずかしくないか」
【06月07日 KOREA WAVE】韓国のムン・ジェイン(文在寅)前大統領が5日、自身のフェイスブックで、妻キム・ジョンスク(金正淑)氏の超豪華機内食論議に関連して「インド側の継続的な要請が妻の背中を押したのだった。今になって侮辱するのは恥ずかしくないか。情けない」と強く批判した。 ムン前大統領は最近の騒ぎに対して「国政を知っていればありえない稚拙な言いがかりなので、そのうち収まるだろうと思っていたが、次第に騒ぎが大きくなるのを見て黙っているわけにはいかず、いくつかの基本的な事実を明らかにする」とした。 大統領夫妻の海外歴訪経費は所管部署で予算を編成して執行し、大統領府は予算の編成や執行に一切関与しないと指摘した。そのうえで「予算や経費に疑問があるならば当時の所管部署である文化体育観光省に尋ねるべきこと」と強調した。 さらに、海外歴訪の際、専用機の機内食は提供されるセット料理のほかに、さらに高級品を注文することも、食べることもできず、超豪華機内食というのは基本的に不可能だと主張した。さらに「歴訪に使われた機内食の総額が高いと思うなら、その理由も所管部署や機内食を提供した大韓航空側に尋ねるべきだ」と書いた。 キム氏のインド歴訪については「妻が望んだことではない。両国関係の発展のために、妻であっても行った方が良いという外交当局の繰り返しの建議により、インド側と協議し、私をはじめ多くの人が妻を説得した」と主張した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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