阪神の藤浪、伊藤隼、長坂の3選手に新型コロナ「陽性」反応…”発生源”と感染経路はまだ判明せず
ダルビッシュ有は藤浪の”異常申告”を絶賛
陽性反応が出た3人との濃厚接触者の特定と同時に「誰がいつどこで感染したか」の経路の確定も重要な案件のひとつ。 藤浪が勇気をもって最初に申告したため、彼が阪神での”発生源”と誤解されているようだが、現段階では、まだ正確な感染経路は判明していない。 藤浪と合同トレーニングを行うなど親交のあるダルビッシュ有がツイッターで「嗅覚がおかしいってだけで名乗り出た藤浪選手はすごいと思う。 情報収集している証拠やし、自分の身体に敏感な証拠。 関係者の感染リスクもかなり抑えられたはず。 俺やったら1週間嗅覚バグってても気づかなそう。(原文ママ)」と発信。感染拡大を予防する観点に立って、異常を察知した時点で迅速な行動を行った藤浪の姿勢を絶賛。兆候サインを世に知らしめたことを評価した。 阪神は、今後、体調異常を訴える選手が出た場合は敏速に対応し、必要に応じて施設の消毒処置を行う考え。また新型コロナウイルス感染症対策に「匂いや味を感じない等、嗅覚や味覚に異常を感じた場合、直ちに報告する」等の対応を追加、監督、コーチ、選手、球団スタッフ全員に再度、周知を徹底したという。