更生保護制度施行から75周年
びわ湖放送
犯罪を犯した人たちの立ち直り支援などを行う更生保護制度施行から今年で75年を迎え、大津市内で24日、記念大会が開かれました。 記念大会は、大津市のピアザ淡海で行われ、県内の更生保護に携わる人たちが参加しました。保護司を巡っては、今年5月大津市で、保護司の新庄博志さん(当時60歳)が自宅で殺害されているのが見つかり、その後、新庄さんが更生支援を担当していた男が殺人の疑いで逮捕されるという痛ましい事件も起きています。 大会では「保護司をめぐる近年の動きと今後の展望」をテーマに、全国保護司連盟事務局長の吉田研一郎氏が講演を行いました。この中で、吉田氏は保護司の活動だけでは限界があり、地方公共団体や福祉機関など地域一体となって更生保護を支えることが重要だなどと訴え、参加者らは、話に耳を傾けていました。
びわ湖放送