コンクリ片直撃か意識不明 男性警備員、ビル解体工事
2日午前9時25分ごろ、東京都港区芝大門1丁目のビル解体工事現場で「建物の下で警備員がけがをしている」と通行人から110番があった。警視庁愛宕署によると、歩行者の誘導をしていた男性警備員の頭上にコンクリート片が落下して直撃したとみられ、意識不明の重体。署が詳しい状況を調べている。 現場近くの道路上には複数のコンクリート片が散らばっており、ヘルメットも落ちていた。職場が近い30代の男性会社員は「事故があったと聞いて驚いた。毎朝通勤で通るので気を付けたい」と話した。 現場はJR浜松町駅から北西約600メートルのビルが立ち並ぶ地域。