高津監督に評価されず…?ヤクルト、前年から1軍出場がない選手(4)もう後がない“元ローテ“
交流戦に突入している2024年シーズンのプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが起きているが、ファームでくすぶっている選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだ。そこで今回は、前年から一軍出場がないヤクルトの選手を紹介したい。
原樹理
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/79kg ・生年月日:1993年7月19日 ・経歴:東洋大姫路高 – 東洋大 ・ドラフト:2015年ドラフト1位 昨季はまさかの一軍登板なしに終わった原樹理。今季は正念場のシーズンとなりそうだ。 東洋大から2015年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。プロ3年目の2018年には30試合に登板し6勝7敗1ホールド、防御率3.09の好成績を残した。 その後は故障に苦しむ時期もあったが、2021年はシーズン後半から先発ローテーションに定着。9試合に登板し3勝1敗、防御率2.30の活躍でリーグ優勝・日本一に貢献した。 翌2022年は援護に恵まれて自己最多の8勝を挙げたが、防御率4.85と低調な数字に。 さらに昨季は開幕から出遅れ、ファームでも17試合登板で 2勝6敗、防御率5.16に終わり、一軍登板がないままシーズンを終えた。 今季も開幕から二軍暮らしが続き8試合の登板で防御率4.50と目立つ数字を残せていない。すでに30歳を迎え、一軍での結果が求められる立場となっているだけに、一軍昇格のチャンスを掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部