ラグビー日本代表がオールブラックスに完敗 マキシがトライ&タックルで好スタートも10トライ奪われ敗戦
◇ラグビー オールブラックス64ー19日本代表(26日、日産スタジアム) 世界ランキング14位のラグビー日本代表は3位のオールブラックスに10本のトライを奪われ敗れました。 【画像】ラグビー日本代表の坂手淳史選手・姫野和樹選手・藤原忍選手 日本は開始早々、敵陣10メートルのラインアウトから攻撃をつなげると、ディフェンスラインを突破したウイングのジョネ・ナイカブラ選手が約40メートルを走りきり先制のトライを奪います。 その後、2本連続でトライを奪われ7-14とされますが前半19分、ペナルティーで敵陣約5メートルまで進むと、ラックからスクラムハーフの藤原忍選手が素早くボールを展開し、最後はNO8のファウルア・マキシ選手がトライで12-14とします。
さらにその2分後、日本のエリアで相手がボールを回す中、パスを受けたオールブラックスのダミアン・マッケンジー選手に対してマキシ選手が力強いタックル。ボールがこぼれたところをロックのワーナー・ディアンズ選手がキックで大きく前進しトライゾーンへ。逆転かと思われましたがVTRで検証の結果、ノックオンがあったとされトライは取り消しとなりました。 その後、ペースを取り戻したオールブラックスの速い攻撃を止められず5本連続でトライを奪われ12-43で前半が終了しました。 後半立ち上がりにトライを奪われ12-50とされると、その後しばらく両チームに得点が生まれず耐える時間となります。それでも後半28分、日本はラックでボールがこぼれたところを途中出場のオペティ・ヘル選手がトライゾーンへ運び代表初キャップでトライを奪うなど意地を見せます。しかしその後2本オールブラックスにトライを奪われ19-64で敗れました。