草彅剛、明石家さんま役で主演 「僕の中にあるさんまさん像を最大限に思いを込めて演じることにしました」
俳優の草彅剛(50)が日本テレビ系で12月1日に放送する特別番組「誰も知らない明石家さんま」(午後7時)のスペシャルドラマでお笑いタレント明石家さんま(69)を演じることが17日、分かった。 〝お笑い怪獣〟の異名を取るさんまの知られざる一面をあらゆる手法で掘り起こしてきた特番の記念すべき第10弾。半生を描く毎年恒例のスペシャルドラマは今回「80年代芸人がアイドルに勝った日~タブーを破った禁断の一日」と題し、若き日のさんまが芸能界のタブーを破った伝説の一日をドラマ化。80年代にお茶の間の人気番組だった「オールスター紅白大運動会」で業界を激震させた「ある事件」の裏側を、さんま本人や関係各所への綿密なインタビューをもとに描く。 主演の草彅は、さんまと番組を通して30年以上の付き合いがあるが「日本中の皆さんがよくご存じのさんまさんを演じるというのはすごくプレッシャーでした」と心境を吐露。「僕自身はさんまさんと自分が似ているところがそんなにないと思っていて、だからこそ今回のドラマではモノマネをするのではなくて、僕の中にあるさんまさん像を最大限に思いを込めて演じることにしました」と役について語った。 実際の撮影では「さんまさんと一緒にお仕事をさせてもらった時の記憶がいくつもよみがえってきて『さんまさんが降りてきたな…』と感じたシーンもありました」と回想。「さんまさんが本当はどういうことを考えていらっしゃるのかはご本人にしか分からないと思うんですけど、僕がさんまさんと身近に接して感じた温かさとか優しさとか、そういうものが画面から伝わればと思います」と見どころをアピールした。 ドラマに登場する80年代アイドル全盛期の田原俊彦役ら豪華共演陣は後日発表する。
中日スポーツ