酷薄な笑みが恐ろしい…「ドラゴンボール」瀕死のセルをじっくり追い込む悟飯が不気味
“悟飯ってこんなに残酷だったのか……”と視聴者の背筋も凍った!?超サイヤ人2へと覚醒した孫悟飯(CV:野沢雅子)は、フルパワーのセルを圧倒的な力で追い詰めた。トドメを刺すよう悟空が促すと、悟飯は薄ら笑いを浮かべながら「あんな奴はもっと苦しめてやらなきゃ」と予想外の答えを返してきたのだ。 【映像】酷薄な笑みを浮かべる悟飯(15分45秒ごろ~) 人造人間16号が破壊されたことがきっかけで、悟飯の怒りは頂点に達した。その瞬間、悟飯は超サイヤ人をさらに超えた超サイヤ人へと覚醒。悟空たちを苦しめていた7体のセルジュニアを一瞬で葬り去った。 さらに悟飯は、フルパワーになったセルのパンチにも微動だにせず、たった2発のパンチでセルを震え上がらせた。悟飯には気円斬や魔貫光殺砲もまったく通用せず、ついにはセル自身が「こんな奴がこの世に存在するとは……私のパワーが完全に負けている」と恐怖するほどだった。そしてセルは、地球を吹き飛ばすほどの威力を持つかめはめ波を放ったが、悟飯はこれをさらに巨大なかめはめ波であっさりとはね返した。 このとき、悟空はセルの異変を察知し「すぐにトドメを刺せ!」と悟飯を急かした。しかし悟飯は酷薄な笑みを浮かべながら「もうトドメを? まだ早いよお父さん。あんな奴はもっと苦しめてやらなきゃ!」と返答。普段の素直でかわいらしい悟飯からは想像できない冷酷な言葉に悟空は「な……なんだと!?」と驚愕する。 悟飯のあまりの豹変ぶりにピッコロ(CV:古川登志夫)も「何言ってるんだ……あ……あいつ」と呆然とするしかなかった。その場にチチがいたなら、「悟飯ちゃんが極悪人になっちまっただ!」と大泣きしていたに違いない。 魔人ブウ編でもそうだったが、悟飯は相手との力の差が開きすぎると、生粋のサイヤ人以上に“舐めプ”をかましてしまい、後悔してしまう残念な展開が目立つ。もし悟空の言葉通りにさっさとトドメを刺していれば、全く違う未来が見られたかもしれない。 アニメ「ドラゴンボール改」は、1989年から1996年まで放送されたアニメ「ドラゴンボールZ」のデジタルリマスター再編集版。サイヤ人編~人造人間・セル編までの第1期が2009年4月から2011年3月にかけて放送され、魔人ブウ編の第2期が2014年4月から2015年6月に放送された。原作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載された鳥山明氏による大ヒット漫画で、シリーズ累計発行部数は全世界で2億6000万部を超える。「Z」「GT」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。 40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月より放送中。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部