池松壮亮 映画初出演「ラスト サムライ」の現場は「大人がキラキラ」「トム・クルーズも知らなかった」
俳優の池松壮亮(34)が8日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。俳優をやろう!と思ったきっかけについて語った。 池松は元々は野球選手になりたかったといい、母親から「300円の野球カードを買ってやる」という一言で受けたオーディションで劇団四季のミュージカル「ライオン・キング」でヤングシンバ役を射止め、2001年デビューした。 池松は当時について「ぼんやりしてたんですよ。物心はありましたけど、これをやりたいと思って始まらかったので、11歳の頃にたまたま受けたオーディションに受かって」と回顧。「あんまり楽しい、前のめりではなかったんですよね。やれば楽しいんですけど、他は鍛えられた子役の子たちばっかりで、福岡って割と子役が盛んだったので、当時から。“なんで自分はここにいるんだろう”って。“野球のほうがやりたいな”ってまだ思っていて」と振り返った。 そこから2年間、「ライオン・キング」に出演した池松。「その期間に初めての映画を経験するんですよ。それが『ラスト サムライ』って映画で」と映画初出演となったハリウッドの大作映画「ラスト サムライ」に触れた。 同作ではトム・クリーズのほか、渡辺謙、真田広之など国内外の大スターと共演。トムについて「やさしいです、とても」と懐かしみつつ、「大人がキラキラしてたり、いろいろな国の人が混ざってやっているこの映画の現場に今思えば魅せられた記憶がありますね。そこから段々、俳優をやるんだろうなって、福岡にいながら考えていて、高校卒業してからこっち(東京)に出てきたんですけど、そのタイミングで“(俳優を)はい、やります!”って(なった)」とした。 鶴瓶が「この環境で思わなかったらよっぽど薄いで、気持ちが」とツッコむと、池松は「この当時は謙さんも真田さんも見たことある程度だったので、全然見てきてないし、テレビもあまりついてない家だったので。トム・クルーズも知らなかったですし」と苦笑した。