川村拓夢、ザルツブルクへの移籍が決定!広島へ感謝「改めて選手としてオファーをいただけるような活躍を」
サンフレッチェ広島は24日、川村拓夢がFCレッドブル・ザルツブルク(オーストリア1部)に完全移籍することを発表した。 広島の育成組織出身で、2018年にトップチーム昇格を果たした川村。同年12月から愛媛FCへの期限付き移籍を経験した後、2022年から本格的にトップチームで主力に成長すると、その活躍から2023年6月には日本代表に初招集された。体調不良のため途中離脱を強いられたが、2024年1月1日のタイ代表戦で初出場&初ゴールを記録し、6月の活動でもピッチに立っていた。 そんな24歳MFだが、広島は先日「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため」チームを離脱することを発表していた。そして24日、かねてより噂されたザルツブルクへの完全移籍が正式に決定している。川村は移籍に際し、以下のようにコメントを残した。 「このタイミングでチームを離れることに悩みましたが、サッカー選手として新しい挑戦をしたい自分の気持ちを尊重し、受け入れてくれたスキッベ監督をはじめ、クラブ、スタッフ、チームメートには感謝しています」 「スクールの頃から約10年間、クラブにはサッカーはもちろん、人としてもたくさん成長させてもらいました。僕自身、このクラブのユニフォームを着てタイトルを取ることが小さい頃からの夢であり、クラブへの1番の恩返しだと思っていました」 「そのなかで昨年初めてシーズンを通して試合に出場しましたが、チームの勝利に貢献したい、活躍したいという気持ちと、パフォーマンスがなかなか伴わず、シーズンを通して難しい時期が続き、選手として人としてもっと成長したい、大きくなりたいと強く感じるようになりました」 「そして今回、ザルツブルクからオファーを頂き、年齢的にも最後のチャンスだと思い、新しい世界へチャレンジすることを決断しました。トップチームでプレーして3年半、まだこのクラブでやり残した事、成し遂げたい事はたくさんあります」 「海外でさらに成長し、サンフレッチェ広島から改めて選手としてオファーをいただけるような活躍をしたいと思います。このクラブのユニフォームを着て皆さんと共に戦った選手として、これからも少しでも応援していただけると嬉しいです」 「10年間本当にありがとうございました」