震災復興や平和祈る 福島県いわき市の菩提院でキャンドルイベント「ＣＡＮＤＬＥ １１ｔｈ」
東日本大震災と東京電力福島第１原発事故の追悼キャンドルイベント「ＣＡＮＤＬＥ １１ｔｈ」は１１日、福島県いわき市の菩提院で開かれ、参加者が復興や平和を祈った。 震災直後から月命日の毎月１１日に県内で追悼イベントを催している「ラブフォーニッポン」が主催した。来場者が「毎日笑顔で暮らせますように」「平和な日々が続きますように」などと、震災復興や世界平和を願うメッセージを付けたキャンドル約２００本に火をともし、本堂の階段に並べた。 ラブフォーニッポン代表のキャンドル・ジュンさんが能登半島地震での被災地支援について報告。霜村真康住職が祈禱（きとう）した後、歌手の谷本賢一郎さんらによるライブがあった。 キャンドル・ジュンさんは「子どもたちの夢のあるメッセージが増えた。震災のリアリティーを持ち続けるためにも、今後も福島とのつながりを続けたい」と語った。 （いわき版）
