鹿児島市下荒田 乗用車4人はねる 事故直後 周囲の人が協力し 鹿児島県
鹿児島放送
鹿児島市の下荒田で11日、高齢ドライバーの運転する車が4人をはねた事故は1人が死亡し、1人は依然意識不明の重体です。 警察は過失運転致死傷の疑いを視野に調べを進めています。 視聴者から寄せられた事故発生直後の映像では、車の下敷きとなった被害者を救うため周囲の人たちが協力して車を動かそうとしていたことが分かります。撮影したのは近くの住民で、叫び声と大きな音で事故に気付いたと言います。 事故から2日ー、現場となった歩道の傍らには花が供えられていました。 亡くなった姶良市の会社員・今西和隆さん(37)の死因は外傷性くも膜下出血と脳挫傷だと判明しました。 13日午後6時前、鹿児島市下荒田1丁目の県道で、84歳の女性が運転する乗用車が交差点を右折する際、横断歩道や歩道にいた男女4人をはねた事故。1人が死亡したほか、横断歩道ではねられた鹿児島市の女性(48)は、現在も意識不明の重体です。 運転していた女性は自称クリーニング店の経営者、警察に対し「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。胸の骨を折る大けがで現在も入院していて、警察は過失運転致死傷の疑いを視野に調べを進めています。 事故を起こした車にドライブレコーダーは取り付けられていなかったということです。