東京地検特捜部の取り調べ「不適正」と最高検が認定 詐欺事件の捜査で
東京地検特捜部が2021年に捜査した詐欺事件で起訴された会社社長への取り調べについて最高検が一部を不適正と認定していたことがわかりました。 太陽光発電関連会社「テクノシステム」の社長生田尚之被告(50)は、金融機関からおよそ22億円をだまし取った詐欺の罪などで2021年に東京地検特捜部に起訴されました。 生田被告は、取り調べで検事から「検察庁を敵視するってことは、反社や」などと発言されたと主張していて、国に賠償を求める民事裁判を起こしているほか担当した検事を特別公務員暴行陵虐の疑いで東京高検に刑事告訴しています。 こうした中、最高検が生田被告への取り調べについて、不適正と認定したことが関係者への取材でわかりました。 担当検事に対して、東京地検が指導したということです。
テレビ朝日報道局