みりちゃむが語る朝ドラ『おむすび』のルーリー、第一声「待ちな~」で大爆笑…錦鯉・渡辺とのこぼれ話も
連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合ほか)は現在、第7週「おむすび、恋をする」を放送中だ。本日放送された第31回では、晴れてギャルになった結(橋本環奈)が、ハギャレンメンバーのもとに帰ってきた。そんななか、結が復帰してうれしさいっぱいの真島瑠璃(通称ルーリー)を演じるみりちゃむがインタビューに応じ、役への思いと今後の見どころについて語ってくれた。 【写真】ハギャレンに復帰した結 ■「平成ギャルは素の自分よりテンション上げめで」 雑誌『egg』などでモデルとして活躍し、バラエティ番組でのセンスあふれる発言にも注目が集まるみりちゃむ。自身のスタイルである「令和ギャル」と、ルーリーの役どころである「平成ギャル」のいちばん大きな違いは何かとたずねると、「平成ギャルのいいところは、パワフルさ」と語り、こう続ける。 「私自身は普段ルーリーほど騒がないキャラなので、テンションを上げめにしています。とりあえず今のギャルは『超アゲ~』とは言わないですね(笑)。平成ギャルは、あらゆることに対してテンション高くて、語尾を上げてしゃべるという印象です。そのあたりは意識して演じました」。 また「平成ギャルはなんでもズバッと言う。令和のギャルはどちらかというと、もう少し場の空気を読んだり、言い方をオブラートに包む子が多い気がします。でも、なかには平成っぽい子もいたりするので、『このセリフは後輩の誰々のキャラに似てるな』とか思いながら演じてました」と振りかえった。 演じる俳優から見たルーリーはどんな人なのだろうか。みりちゃむは、「本当に仲間と一緒にいることが好きで、ハギャレンのことが大好きなんだなと思います。ルーリーは自分のことをあまり話さない。いつも自分より仲間を優先して、周りをよく見ている人だと思います。だからこそ、最初のころタマッチ(谷藤海咲)がムスビン(結)に対して怒っていたら、止めに入ったんでしょうね」と、ハギャレンメンバーのなかでのルーリーの「バランサー」としての役どころを語った。 ■ 第一声「待ちな~」に爆笑、母からは「棒読み」と言われ… いちばんお気に入りの台詞は? とたずねると、「第1回、ハギャレン初登場のシーンでの『待ちな~』のパンチが強すぎて。とりあえず本読みの時点で大爆笑が起こりましたね。本番では、『どのくらいの圧で言ったらいいのかな』と悩みました。OAを見た母から『台詞棒読みすぎじゃね?』と言われちゃいましたが(笑)」と振りかえった。 持ち前のワードセンスを発揮し、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROOCK TV』の口喧嘩企画で錦鯉・渡辺との名勝負が大きな話題を呼んだみりちゃむ。警察に補導されたルーリーを結とハギャレンのメンバーが迎えにくる第11回放送の前日に、「スケジュール的に明日見られない」とXに投稿した渡辺に対し、みりちゃむが「おい豚脂。切実に言うが明日は絶対みた方がいいぞ?」と返信し、「仲の良さ」を垣間見せたこともあった。 そんなみりちゃむの盟友・渡辺は現在、Xでルーリーを全力で推しながら、『おむすび』の各話ごとの感想を日々投稿している。これについて訊くと、「先日渡辺さんに仕事でお会いしたときに、『本当にあれ、半年間毎日やるんですか?』と聞いたら、『やるよ!』と言ってました(笑)。本当に半年続くのかな?と思いながら見てます」とコメントした。 ルーリーとハギャレンの今後の見どころは?「結がハギャレンに戻ってきて、今週は『Theギャルの友情』が描かれます。新人も入って8人になったハギャレンの和気藹々ぶりを楽しく見てもらえれば」と語った。明日放送の第32回では、ハギャレンメンバーたちが結の恋路を応援する。 取材・文/佐野華英