仕事始めの大阪 ── 日中暖かく。JR西・年末年始の利用者数増加
THE PAGE大阪
5日の近畿地方は朝から晴れ間が広がり、大阪市内では同日午後2時までに最高気温が11.8度を観測するなど、比較的暖かい1日となった。JR西日本は同日、年末年始の利用状況を発表し、利用者数は277万人と前年を上回ったという。
「新梅田食道街」では行列のできる店も
同日正午ごろ、大阪市北区の大阪駅前では、多くのサラリーマンらが昼食を食べに外へでる。同駅近くにある「新梅田食道街」では行列のできる店も多く見られるなど、いつもと変わらない光景が見られた。 一方で、家族連れの姿も多くみられ、東京から来たという30代の男性は「これから家へ帰りますが、家族サービスをたくさんできてよかった。僕は正月勤務だったけど、仕事始めの人たちを見てると、世の中も年明けか、とか思いますね」などと話し、多くの利用者がいた大阪駅の改札をくぐっていった。 大阪管区気象台によると、5日の近畿地方は低気圧や前線の影響で雨となり、雷を伴うところもあるという。
JR西日本が年末年始の利用状況を発表
一方、JR西日本は同日午後、年末年始の利用状況を発表した。同社によると、12月26日から1月4日までに、新幹線で180万人(前年比101%)、在来線で96万人(前年比100%)で、合わせて277万人(前年比101%)と前年を上回ったという。 また、新幹線と在来線をあわせた上下別の利用は、下りで145万人(前年比104%)、上りで132万人(前年比97%)だった。 帰省のピーク日は、12月30日でUターンのピークは新幹線が4日、在来線が3日だった。このほか、京阪神地区の近距離券利用者数は、前年比102%だったという。