山田涼介の“裏の顔”を『ビリオン×スクール』江花Pが明かす 「スター性と人間性がある」
山田涼介×神木隆之介×志田未来の活躍は「相当な奇跡」
「子役から出てきた3人が、いま第一線で活躍しているって相当な奇跡だと思うんですよ。その3人が集結したときに、かなりのパワーを感じました。たとえば、神木さんと山田さんが一発目で合わせたときに100%の熱量のお芝居が出てくるのは、役柄や彼らの芝居のウマさが……というのを超えて、単純に20年近く付き合ってきた仲だから出る熱量なんだと感じています」 本作の演出を務めるのは、『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)や『おっさんずラブ』シリーズ(テレビ朝日系)を手がけた瑠東東一郎。江花Pは瑠東と「“しんどい人”に向けた作品じゃないとダメだ」と話しているという。「きついけど詩的なドラマって、メンタルが強い状況じゃないと見られないのかなと思っていて。世の中の人って本当に大変だし、ドラマの1時間くらい笑って感動して、辛いことは忘れて、『また頑張って会社、学校に行くか』と思えるようなドラマを作りたいなと思っています。それは瑠東さんと足並みがそろっているところだと思いますね」と作品に対する想いを述べた。 こうして熱量を込めてキャスト・スタッフが取り組んでいる『ビリオン×スクール』。7月19日に放送される第3話は、スクールカースト問題や一軍生徒の復讐など、さまざまなことがないまぜとなっており、さらに物語は加速していく見逃せない回となっている。 江花Pは「1、2話で『(メインを担った)水沢林太郎、上坂樹里ちゃんすごい』となっているなか、(第3話で活躍する)柏木悠と松田元太が『頑張らないと!』っていい意味でプレッシャーを受けている」と説明。「1、2話の2人に思いっきりかまされたのを受けて(柏木、松田の)気合が入っているので、2人のお芝居、心情の機微みたいなものを感じ取ってほしいです。彼らが投げるボールの熱量は画面の向こうに届くと思うので、ちゃんとまっすぐに見て、キャッチしてあげてほしいですね」とアピールした。
浜瀬将樹