阪神の4番、大山悠輔がFA権行使「野球人生ですごく大きな決断」
阪神は13日、大山悠輔内野手(29)が国内フリーエージェント(FA)権を行使するため、書類を球団に提出したと発表した。大山は球団を通じ、「FA権を行使させていただくことにしました。野球人生において、すごく大きな決断のタイミングだと思うので、慎重に時間をかけて考えさせていただきたいと思います」とコメントした。 昨年オフの契約更改では球団からの複数年契約の提示を断り、単年契約を選択していた。推定年俸は2億8千万円。チーム上位3位以内のAランクとみられ、移籍先の球団は金銭補償、または人的と金銭補償が必要となる。 茨城・つくば秀英高から白鷗大を経て、2017年ドラフト1位で入団。昨季は全試合4番で出場し、セ・リーグ制覇、日本一に貢献。7年目で初のタイトルとなる最高出塁率を獲得した。今季はコンディション不良で2軍再調整の時期もあったが、130試合に出場し、打率2割5分9厘、14本塁打、68打点だった。