黒見明香が“私物グラブ”の型付けに挑戦、まさかの才能開花で「乃木坂46で自慢したい」
ABEMA野球公式YouTubeチャンネルでの特別企画『黒見明香のABEMAベースボールリポート』#7が公開された。 【写真】私物クラブの型付けに挑戦する黒見朋香、ほか番組カット【4点】 今シーズンより「ABEMAベースボールリポーター」に就任した乃木坂46の黒見明香が、メジャーリーグベースボール(MLB)、プロ野球など“ベースボール”に関わる様々な場所や人への取材を行う特別企画『黒見明香のABEMAベースボールリポート』。 今回公開された動画では、黒見が“私物グラブ”をロケに持参。黒見の“サイリウムカラー”である紫と緑のグラブをはめると、「グラブがすごく硬くて、ボールが全然捕れないんです」と悩みを吐露。これを解決すべく、約半世紀にわたり3万を超えるグラブの「型付け」をしてきた“グラブマイスター”がいる野球用品店を訪れた。 グラブマイスターこと村田洋一から、まずはグラブの奥深き世界を学ぶことに。黒見は「グラブの細かい違いや、どんなものがあるのか分からないんです」と伝えると、村田は東京ヤクルトスワローズが誇るセカンドの名手・山田哲人選手の使用モデルを用いて解説。 山田選手モデルよりも5ミリだけ小さいグラブを並べると、形状に大きな違いが。黒見は「全然違う!」と驚きの声を上げた。村田は「1センチ違うだけで、グラブは全く別のものになってしまいますね」と語ると、黒見は「そんなに!?」と繊細な世界に興味津々。 そして、黒見は「身長が高い選手は大きめのグラブになりやすいんですか?」と質問すると、村田は「全体的に大きくはなると思う。例えば、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、投手として出場する時も外野手用のグラブを使っていた。僕が聞いた話だと、MLB選手も『なんであんなに大きいグラブを使っているの?』と言われていたほど。外野手用のグラブが気に入って、登板時にも使っていたみたい。身長190センチ以上あるから、外野手用の大きいグラブを使っていても違和感がないですよね」と返した。 また、黒見は「鈴木誠也選手は、外野手にしては小さめのグラブを使っていると聞いたことがある」「ダルビッシュミュージアムに行った時に、ダルビッシュ有投手が使用しているグラブをつけてみたら、すごく大きかった。外野手用に近いのかな?」とグラブマイスター顔負けの知識を披露。これに、視聴者からは「観察眼がやはり光っているなぁ」「グラブマイスターと普通に野球の会話が出来るくろみんすごい」と反響が寄せられた。 グラブへの理解を深めたところで、ついに黒見の私物グラブの型付けがスタート。まずはグラブの革を柔らかくするため、専用のスチーマーにグラブを入れると、黒見は「えっ、肉まんの器械!?」と釘付けに。その後は、グラブの土手やヒンジを手で曲げたり、グラブハンマーでネットの部分を叩いたり、捕球するポケット部分を作ったり、職人技のオンパレード。黒見は「全部手作業なんだ」と驚きの声を上げると、村田は「機械では無理ですね」と胸を張った。 たった15分で型付けの作業を終えると、グラブが再び黒見のもとへ。黒見は「今日は持って帰ることが出来ないと思ってました!こんなにすぐに出来るんですね」と感動。カチカチだったグラブが自由自在に動かせるようになり、「すぐに試合に出られそうなぐらい柔らかい!」と声を弾ませた。 さらに黒見は、グラブをお湯に浸けて型付けをする“湯もみ型付け”に挑戦。約40度のお湯にグラブを浸けると、黒見は「革は濡らしちゃいけないってイメージがありました」とビックリ。革が柔らかくなったところで、黒見が手やハンマーを用いてグラブを柔らかくしていく。 「普段使っていない筋肉だ…」「こうやって折ればいいのかな?」と苦戦するも、徐々にグラブが柔らかくなっていくと「全然違う!結構良いんじゃないですか?」と自画自賛。村田も「なかなか筋が良い!手つきが良いです」と絶賛し、さらには「お暇な時にバイトで来て」とラブコール。黒見は「手先がすっごく不器用なので、褒めていただいて嬉しかったです。『こんなことも出来る!』と乃木坂46で自慢したい(笑)」と笑顔を見せた。
ENTAME next編集部