長尾謙杜の“褒め言葉”に大泉洋、「ディスってるの?」
映画「室町無頼」(入江悠監督、来年1月17日公開)のジャパンプレミアが18日、都内で行われ、主演の大泉洋(51)のほか、堤真一(60)「なにわ男子」の長尾謙杜(22)らも登壇。アクションシーンの裏話を明かした。 【画像】長尾謙杜の“褒め言葉”に大泉洋、「ディスってるの?」 作家・垣根涼介氏の時代小説が原作。日本の歴史において初めて武士階級として一揆を起こした、室町時代の人物・蓮田兵衛の知られざる戦いをドラマチックに描いた戦国アクション。 撮影では、激しいアクションシーンの連続で、大泉は「私も頑張りましたけど、長尾くんなんかは脚本を読んだ時からヒドくて、何ページも長尾くんの立ち回りのト書きなんですよ。で、最後に、以下、ここまでを一連で、って書いてあるんですよ。バカじゃないかなって」と同情したという。 間近で長尾の奮闘を見守った堤は「やめればいいのに、って思っていました。立ち回りをタンタンタンとやって、散々やった後に何回か失敗したのよ、その時にやめておこうって」と過酷な現場を伝えた。 これに入江監督が「長尾くんは僕がOKって言っても、『もう1回悔しいからやりたい』って言ってくれた」と言うと、大泉は「(自身と堤は)年配の殺陣なんで、ちょっとやったらすぐに休憩なんですよ。で、監督がOKって言えばOKです。『もう一度』なんてない」と応じて笑わせた。 また、長尾が「お二人はすごいなと思った。貫禄もありましたし、僕は素早く動いて、パッパッパっていく感じですけど、一つひとつの溜めであったり、動きにキレがあってかっこいいなって思った」と先輩俳優を絶賛すると、すかさず大泉は「我々が早く動けないってディスってるの? おっさんは早く動いてなかったって言いたいの?」と口をとがらせてツッコんでいた。
テレビ朝日