プロ雀士・丸山奏子が語るマージャンの魅力――「てんパイクイーン シーズン10」
テレ朝チャンネル2で放送中の「女流雀士プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン」のシーズン10がいよいよ開幕。前回優勝のプロ雀士・丸山奏子はシーズン4から参戦しているが、当時は会社勤めの“OL雀士”だった。 「私はマージャンが得意とか強いとか、自分で思ったことは一度もないんです。ただマージャンが好きで、人が打っているのを見るのも好きでした。プロの人たちがどんなことを考えながら打っているのか、それを知りたくて自分もプロになりました」 丸山はマージャンのどんなところにひかれたのだろうか。 「マージャンは運がかなり影響します。始めたばかりの人でもプロと打つことができるし、勝つこともある。そこが面白いですよね。それに、4人って一番会話しやすい人数だと思っていて、仲が深まりやすい。私は会社を辞めて5年ほどたちますが、今でも当時の上司や同僚と卓を囲んでいます」 謙虚な姿勢が印象的な丸山だが、タイトルへの思いは強くなっているという。 「以前はマージャンを勉強できる環境にいることがうれしかったのですが、学んだことが結果に出た時もうれしくて。『勝ったよー!』と報告するとファンの皆さんもすごく喜んでくれる。私は自分に関わってくれた人が喜んでいる姿を見るのが好きで、そこにプロとしてのやりがいを感じています」 ※「スカパー!TVガイドBS+CS11月号」より掲載
【プロフィール】
丸山 奏子(まるやま かなこ) 1993年8月17日生まれ。北海道出身。2018年に最高位戦日本プロ麻雀協会に入会。19年にはMリーグの赤坂ドリブンズにドラフト指名され、23年まで同リーグでプレーした。
【番組情報】
「女流雀士プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン シーズン10」 テレ朝チャンネル2 11月15日・22日 午後10:00~深夜1:00 麻雀の女流プロと芸能界の女流雀士がクイーンの座を懸けて激突。10回目の今回は記念大会となり、初代の高宮まりから9代目の丸山まで、歴代のクイーン6人が勢ぞろいする。
取材・文/村中 崇