いよいよ来週フォーラムエイト・ラリージャパン! 勝田「3位表彰台以上の結果でチームのタイトルを」
いよいよ『FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦 日本大会 フォーラムエイト・ラリージャパン 2024』まで1週間を切った。11月15日、衆議院第一議員会館にて「フォーラムエイト・ラリージャパン2024ウェルカムセレモニー」が実施された。2024WRCドライバーズランキングのトップを走るティエリー・ヌービル(HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAM)や3位に付けるエルフィン・エバンス(TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAM)、凱旋レースとなる7位の勝田貴元(TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAM)らがセレモニーに参加、次のようにコメントした。 【PHOTO】勝田貴元、ティエリー・ヌービル、エルフィン・エバンス ヌービル「この度日本に戻って来られてうれしく思う。日本がWRCのカレンダーの中でも好きなシリーズになっている。だが、今年は少し気持ち的には違うのは、ポイントをリードしてここまで来た。今週末はいつも通りに過ごして、来週が待ち切れない。楽しみであると同時に、自分たちがやることは明確。ただラリーは何が起こるわからない。やるべきことをやり、来週の『ラリージャパン』を楽しみたい」 マーティン・ヴィーデガ(HYUNDAI SHELL MOBIS WORLD RALLY TEAM)「この週末を非常に楽しみにしていた。日本の文化が好きなので、『ラリージャパン』を通して、日本の新たな発見をしたいと思っている。来週、ベストを尽くして『ラリージャパン』を迎えたいと思っている」 グレゴワール・ミュンスター(M-SPORT FORD WORLD RALLY TEAM)「日本での大会と言うと、2年前のラリー2で勝った思い出深い大会。今回はラリー1を走ることになるので楽しみ。来週末ベストを尽くしていい経験にできるようにがんばりたい」 チーム代表・ヤリ-マティ・ラトバラ(TOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAM)「来週はホームゲームになるので、とても重要な週末になる。残念ながらドライバーズタイトルの可能性はないが、マニュファクチャラーズタイトルがヒョンデと15ポイント差で最終戦を迎えるが、簡単な戦いにならないのは確か。チーム、ドライバーはモチベーションが高く準備を進めているので、来週末がいい週末になるよう素晴らしい戦いを見せたい」 勝田「まず大会関係者、地方自治体、スポンサーのみなさまに感謝したい。ホームラウンドは僕にとっても、チームにとっても、日本のモータースポーツファンにとっても非常に大事なレースになるので、今年を合わせて3年間作り上げてくれた方に感謝の言葉を届けたい。僕自身昨年の悔しい思いはあるが、フィーリングはすごくいい。チームもタイトルがかかった重要なラリーになるので、まず自分のベストを出し切って、目標は一昨年の3位表彰台以上の結果、そしてチームのタイトルに貢献できるような走りを週末通してしたい。プレッシャーはあるが、そのプレッシャーは自分のいいエネルギーになっているので、たくさんの方に見てもらって楽しいイベントにできるようひとりのドライバーとして貢献していきたい」 エバンス「日本でのレースを楽しみでうれしく思っている。来週末はチームとして最善尽くして戦う週末となる。過去2年はチームとして最高の結果を得たが、来週末もベストを尽くして最高の結果を得たいと思っている」 また主催者、協賛社を代表したあいさつも行われた。 ラリージャパン2024実行委員会代表・太田稔彦(豊田市長)「『フォーラムエイト・ラリージャパン 2024』がいよいよ来週始まる。豊田市が主催者となって2度目の大会。『ラリージャパン』は安全安心な大会、カーボンニュートラルに向けた先進的な大会、誰の心にも残る大会を目指していきたいと思う」 協賛社代表・伊藤裕二(フォーラムエイト代表取締役社長)「モンテカルロから始まり、日本で最終戦。ドライバー、チームのみなさんには最後、心行くまで戦っていただきたいと思う。レースはもちろん、街並みや街道を楽しんでもらえればと思う」 WRCプロモーター シニア スポーツ ディレクター ピーター・トゥール「今年もこの地で『ラリージャパン』を開催できることを楽しみにし、みなさんの協力に感謝している。今年はマニュファクチャラーズタイトルのかかった大会となっている。あと忘れてならないのはラリー2チャンピオンシップのタイトルもかかっている。来週は素晴らしい『ラリージャパン』の週末を迎えられると思うので、ぜひみなさんに会場へ足を運んでいただければと思う」 『FIA世界ラリー選手権 フォーラムエイト・ラリージャパン2024』は11月21日(木)~24日(日)に愛知県豊田市・岡崎市・新城市・設楽町・岐阜県恵那市・中津川市および豊田スタジアムの合計21本もの競技コースにて開催。稲武設楽・新城・伊勢神トンネル・恵那・笠置山・三河湖・額田の山間部SSのチケットは予定枚数終了。そのほかのチケットは発売中さらに特別な空間と美味なる食事やドリンクなどさまざまなおもてなしで極上の観戦体験を約束するホスピタリティ・プログラムもご用意。