八学大学長に前八戸市長の小林氏
青森県八戸市の八戸学院大学の次期学長に、前八戸市長の小林眞氏(74)が就任することが24日、複数の大学関係者への取材で分かった。任期は来年4月から3年間。2019年4月に就任した水野眞佐夫学長(70)は来年3月の退任後も研究室を立ち上げ、大学に残る。 小林氏は八戸市出身、東北大学法学部卒。総務省を辞職して05年の同市長選に出馬し、現職を破って初当選。連続4期16年にわたり市政運営のかじを取った。21年の市長選に落選して政界を引退。23年6月からは同大を運営する学校法人光星学院の理事、評議員に就き、24年4月から理事長補佐を務める。 大学関係者によると、11月22日の法人理事会で内定した。来月中に記者会見を開き、正式に公表する。小林氏は東奥日報の取材に「まだ何も答えられない」と述べた。