センバツ2024 近江 夢舞台で「がむしゃら」30分 甲子園練習 /滋賀
18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する近江は13日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場での練習に励んだ。甲子園練習は新型コロナウイルス禍の影響で大会が中止になったり、見送りになったりしており、5年ぶりに復活した。選手たちはグラウンドの土や芝生の感触を確かめて、夢の舞台での活躍を誓った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 午前9時、球場に練習開始のサイレンが鳴り響くと、出場校32校の先頭を切って、近江の選手らはグラウンドに駆け出した。シートノック、シートバッティングを行い、30分と限られた時間を有効に使おうと選手らは声を掛け合いながらテキパキと練習をこなした。時間が終わると次のチームのために丁寧にグラウンドを整備していた この日は、ベンチ入りメンバー外の選手も含めた2年生全員が甲子園のグラウンドで練習に汗を流した。横井汰星選手(2年)は、「がむしゃらに頑張った。もう一度この舞台に帰ってきたい」と笑顔だった。【菊池真由】=一部地域既報