ドジャース対ダイヤモンドバックス　7回裏ドジャース無死一塁、右越え2点本塁打を放つ大谷（撮影・横山健太）

＜ドジャース－ダイヤモンドバックス＞◇2日（日本時間3日）◇ドジャースタジアム 　ドジャース大谷翔平投手（29）が「1番DH」で先発出場。第4打席で逆転の27号2ランを放った。 【動画】大谷翔平27号、打った瞬間スタンド入り確信　文句なしの特大弾 　1回1死、左腕マンティプライと対戦。カウント1－1からの内角のツーシームを左翼線に運ぶ二塁打とした。ライン際に切れる打球となり、左翼グリエルのスライディングキャッチも及ばなかった。 　大谷も手応えがなかったのか、打球を見ながら一塁ベース付近でスピードを緩めていたが、打球が落ちるのを確認すると、猛ダッシュで二塁へ向かった。これで今季50本目の長打となった。 　第2打席は1点リードの3回無死で右腕ネルソンと対戦。カウント2－1から自打球が右足首付近に直撃すると、「痛ーい！」と大絶叫。トレーナーが駆けつけるも大事には至らず、2－2から空振り三振に倒れた。 　第3打席は2－2の5回1死、内角のカットボールに詰まりながらも力で中前に落とし、5試合ぶりのマルチ安打とした。 　第4打席は1点をリードされた7回無死一塁で右腕マルティネスと対戦。1ボールから内角高めのスライダーを捉えると、打球は高々と舞い上がる逆転の27号2ランとなった。これでメジャー通算501打点目となり、同500打点を達成した。打球速度は112マイル（約180キロ）、飛距離は433フィート（約132メートル）、打球角度は37度だった。 　第5打席は4－5の9回1死、守護神シーウォルドの前に空振り三振に倒れた。 　試合前時点で82試合、打率3割1分6厘、26本塁打、62打点、16盗塁。打率と本塁打はナ・リーグ首位、打点はトップと6差の3位につけており、OPS．1・034、長打率．635も同トップを走っている。