「残留するよりも、退団する可能性が……」今季限りで契約満了のサラー、いまだ契約延長交渉は進展せず
契約延長問題に注目を集めるリヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、新契約のオファーを受け取っていないことに失望しているという。イギリス各メディアが報じている。 【動画|リヴァプール首位快走!】サウサンプトン vs リヴァプール 試合ハイライト サラーはリヴァプールとの契約が2025年6月までと、今シーズン限りで契約満了となる予定だが、契約延長交渉がいまだ進展していない。今シーズンのサラーはここまで公式戦18試合に出場し、12ゴール10アシストと素晴らしい記録を残しているが、将来は不透明となっている。 現地時間24日に行われたサウサンプトン戦後、インタビューに応じたサラーは、「もうすぐ12月になるが、クラブからのオファーは受け取っていない」と契約延長交渉が進んでいないことを明らかにし、以下のように続けた。 「残留するよりも、退団する可能性が高いと思う。私がこのクラブに長年在籍していることは、みんなも知っていると思うし、このようなクラブは他にはない。でも結局は私が決められることではない。前にも言ったように、まもなく12月になるが、私の将来については何も聞かされていない」 続いて、リヴァプールからの契約延長オファーが提示されていない現状に失望しているか問われたサラーは「もちろん、そうだ」と心の内を吐露し、このように語った。 「私はファンを愛しているし、ファンも私を愛している。それ(契約延長)は私やファンの手の中にあるわけではない。すぐに引退するつもりはないし、今はシーズンに集中し、プレミアリーグで優勝して、できればチャンピオンズリーグでも優勝したい。今のところ残念ながら、(将来は)どうなるかはわからない」 契約延長オファーを受け取っていないと明らかにしたサラーだが、イギリス『Sky Sports』のメリッサ・レディ記者は「オファーが無いから、交渉も無いというわけではない」と指摘。契約延長の可能性については「サラーは残留を望み、リヴァプールも引き留めたいと考えており、双方の妥協が必要」と見解を示している。 また『The Atheletic』でリヴァプールの番記者をするジェームズ・ピアース記者は、「リヴァプールの幹部は『サラーの代理人のラミー・アッバス氏との接触は良好で、交渉は続いている』と主張している」と伝えており、水面下で代理人との交渉は続けているようだ。
SPOTV NEWS