【Jリーグレンタル通信簿】期限付き移籍から復帰した注目選手(9)キレキレのドリブル、J2では止められない!?
明治安田生命Jリーグの2024シーズン開幕まで1か月以上あるが、すでに開幕に向けて指導しているクラブも多い。期限付き移籍から復帰した選手にとって、今季は勝負のシーズンとなるだろう。期限付き移籍から復帰した選手をピックアップして移籍先での成長を5段階(A~E)で評価する。
MF:小原基樹(おはら・もとき) 生年月日:2000年3月9日 2024所属クラブ:サンフレッチェ広島 2023期限付き移籍先:水戸ホーリーホック 2023リーグ戦成績:40試合6ゴール4アシスト 移籍先での成長:B 2021シーズンに東海大学在学中に特別指定選手として愛媛FCでJ2リーグ7試合に出場した小原基樹は、正式に加入した翌シーズンはJ3で30試合4得点6アシストという成績を残した。 1年目のオフにはサンフレッチェ広島に完全移籍したが、広島でプレーすることなくそのままJ2の水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。水戸では40試合に出場して6得点4アシストという数字を残し、24シーズンは広島に復帰することとなった。 ドリブラーを多く輩出してきた聖和学園出身でもある小原の武器は、切れ味鋭いドリブル。フェイントを駆使して決めたホーム・栃木SC戦のゴールは小原の特徴が表れたシーンと言っていいだろう。左サイドでボールを持つと、マッチアップした相手の重心の逆を取る巧みなフェイントをかけて抜き去ってしまう。初挑戦となるJ1でその武器がどれだけ通用するか楽しみである。
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