瀬戸大也が準決4位通過 200バタでも「(五輪)チャレンジしたい」も決勝出場は未定
「競泳・パリ五輪代表選考会」(20日、東京アクアティクスセンター) 男子200メートルバタフライ準決勝が行われた。21年東京五輪代表の瀬戸大也(CHARIS&Co.)は1分56秒20で泳ぎ、全体4位で21日の決勝に駒を進めた。 ただ翌22日から200メートル個人メドレーが始まるため、出場は未定。オーストラリアで指導を受けるマイケル・ボール氏と電話で相談し、最終決定をするという。瀬戸自身は出場を熱望しており、「コーチには『チャレンジしたい』と言った。泳ぐたびにレース感覚が戻ってきている。200メートルバタフライを個人メドレーにつなげていきたい」と意欲をのぞかせた。 18日の400メートル個人メドレーでは、18歳の松下知之(スウィン宇都宮)に逆転を許して2位。派遣標準記録に0秒21届かず、本命種目で代表権を逃した。「意外とショックはなかった。自分が照準を合わせられなかった。終わったものはしょうがない」と受け止め、残る種目に目を向けていた。