BMW、新デザインLEDライト採用の『4シリーズ・グランクーペ』を導入。主力『3シリーズ』も改良
主力『3シリーズ』の兄弟モデルとして『4シリーズ・クーペ』より派生するカタチで進化を遂げた『4シリーズ・グランクーペ』が、新デザインのLEDヘッドライトを採用し、レッドで塗装されたMスポーツ・ブレーキなども装備して登場。同じく『3シリーズ』もセダン、ツーリングともに細部の改良が施され、前車は10月25日、後車は同28日より発売が開始されている。 【写真】一部改良を受けた『3シリーズ』は、セダンが644万~948万円、ツーリングが676万~988万円となっている。 クーペならではのスポーティでエレガントなデザインと高い運動性能を有しながら、4ドアの優れた機能性を高次元で融合した革新的なコンセプトで登場した『4シリーズ・グランクーペ』は、2014年登場の初代モデルを経て、2019年には現行の2代目にバトンタッチ。内燃機関モデルとプラットフォームを共有する電気自動車版『BMW i4』もラインアップされ、一充電での走行可能距離はeDrive40が595km、M50 xDriveが542kmを誇っている。 その4シリーズ・グランクーペに施された一部改良では、従来モデルと比較して新デザインのLEDヘッドライトを採用し、Mパフォーマンス・モデルのM440iグランクーペxDriveや『i4』のM50 xDriveにおいては、アダプティブLEDヘッドライトやレーザー・テールライトが標準装備されるなど、さらに精悍な印象を与えている。 さらにレッドで塗装されたMスポーツ・ブレーキを装備し、フロント周りで採用されていた従来のセリウム・グレーでの加飾部分や、ヘッドライト内の光機部をブラックアウトすることで、さらにスポーティな装いとされた。 一方、2022年に続く一部改良となった7代目3シリーズ、そして同6代目の3シリーズ・ツーリングでは、同じくMパフォーマンス・モデルのM340i xDriveでレッド塗装のMスポーツ・ブレーキに、ブラックのキドニーグリル、ライト・シャドウ・ライン、Mシート・ベルト等が含まれるMスポーツ・プロを標準装備に。 プラグイン・ハイブリッド・システム搭載の330eではハーマン&カードン製サウンド・システムにTVチューナー、アコースティック・ガラスを含むサウンド・パッケージと、上質なヴァーネスカ・レザーシートが標準装備となり、ゼロ・エミッションでのEV走行可能距離も85~101km(欧州参考値)に進化するなど、性能面でも強化が図られている。 すべてのモデルには最新世代の安全機能・運転支援システムが搭載され、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能”も実装。車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォンをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除・施錠が可能なBMWデジタル・キーを標準とし、指定の場所にロック解除に使用したスマートフォンを置きスタート・ボタンを押すことでエンジンの始動も可能となっている。 前述のとおり、ともにガソリン、クリーンディーゼル、そして電気自動車のラインアップを揃え、価格は4シリーズ・グランクーペが722万~1190万円、同3シリーズのセダンが644万~948万円、ツーリングが676万~988万円(いずれも税込)となっている。 BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437 BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp [オートスポーツweb 2024年11月07日]