大会連覇で2季連続年間女王を決めた山下美夢有

＜JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ　最終日◇26日◇宮崎カントリークラブ（宮崎県）◇6497ヤード・パー72＞ 女王・山下美夢有の寄せワンテクニック　「右手の人さし指と親指」を意識する 国内女子ツアー最終戦の最終ラウンドが行われ、単独首位から出た山下美夢有が4バーディ・2ボギーの「70」で回り、トータル10アンダーで逃げ切り優勝。大会連覇で今季5勝目、通算11勝目を飾った。 メルセデス・ランキング1位を維持した山下は、2季連続で年間女王に決定。1988年のツアー制度施行後、連続での年間女王獲得は2015、16年のイ・ボミ（韓国）以来、史上6人目。22歳116日での達成は最年少記録となった。 前半の3番、5番とボギーが先行し、一時は後続に飲み込まれたが8番以降で4つのバーディを奪取。今大会の順位次第では年間女王のタイトルを申ジエに譲る可能性もあったが、自らの手で優勝をつかみ、年間女王のタイトルも決定させた。 3打差の2位には高橋彩華、4打差3位には森田遥、5打差の4位タイには古江彩佳、申ジエが入った。 6打差の6位には鈴木愛、7打差の7位タイには川岸史果、竹田麗央、ペ・ソンウ（韓国）、穴井詩、蛭田みな美が並んだ。 次週開催される米女子ツアーの最終予選会に出場する吉田優利は、トータル2アンダーで12位タイ、日本女子オープンに続く公式戦連覇のかかった原英莉花は、トータル1アンダー・15位、前週優勝の青木瀬令奈はトータル18オーバー・39位で4日間を終えた。