『九条ねぎ』※イメージ

京都府八幡市にある畑で『九条ねぎ』およそ150キロが盗まれる被害がありました。 九条ねぎの盗難をめぐっては今月12日に同業者の男が逮捕されましたが、被害が収まりません。

■また『九条ねぎ』150キロが盗まれる

20日午前8時25分ごろ、京都府八幡市にあるねぎ畑で、「ねぎを盗まれました」と畑を所有する男性から警察に通報がありました。 警察によると、19日午後3時ごろから20日午前7時半ごろまでの間に、男性の畑から、栽培されていた九条ねぎおよそ150キロ（時価およそ10万5000円）が盗まれたということです。 盗まれたのは収穫直前のねぎで、根元から刈り取られていたということです。

■九条ねぎ窃盗事件　逮捕者も

防犯カメラ：九条ネギを刈り取る山本英雄 容疑者

京都府南部では、九条ねぎの盗難が相次いでいて、今月12日には九条ねぎ生産者の山本英雄容疑者（27）が先月30日から今月1日にかけて、京都府久御山町の畑から九条ねぎおよそ216キロ（時価およそ19万円）を盗んだ疑いで逮捕されていました。

根本から刈り取られた九条ねぎ　

久御山町と隣接する京都府宇治市では、ことし6月以降、同様の窃盗被害が8件相次ぎ、被害は3トン以上に上っていましたが、山本容疑者は他の犯行についても認める趣旨の供述をしています。 こうした中で20日、新たに明らかになった事件。 八幡市内ではことし5月に九条ねぎが盗まれる被害が2件発生しているということで、警察はこの2件も含めて、山本容疑者とは別の犯人による窃盗事件とみて、捜査しています。