警察官がスキー場で適切な110番通報呼びかけ 「110番の日」
1月10日は「110番」の日です。日光市では、警察官がスキー場を利用する人たちに適切な110番通報を呼びかけました。 日光市湯元温泉にある「日光湯元温泉スキー場」で行われた「110番の日」の啓発活動には日光警察署の警察官12人が参加しました。 警察官たちは、スキー場を訪れた人にチラシを配ったほか、スノーボードとスキーでゲレンデを滑って110番の適切な利用を呼びかけました。 また、雪山など電波が届きにくい場所でのレジャーでは、スマートフォン用のモバイルバッテリーを持ち歩くなどして、緊急時の通報に備えるよう求めました。 県警察本部によりますと、2024年に受け付けた110番通報は11月末までに15万162件と、前の年の同じ時期より1,700件余り増加しています。 通報の内容は、交通事故や違反などに関するものが4万1,426件と最も多く、全体の30%余りを占めました。 一方で、いたずらやクレームなどといった緊急性がないとみられる通報が15%余りを占めていて、スマートフォンやスマートウォッチの「緊急通報機能」が誤作動して通報されたケースもあったということです。 県警では、相談や要望など緊急性のない場合は、警察相談用電話の「#9110」を利用するなど呼びかけています。
とちぎテレビ