角田裕毅、次戦スペインGPのアップグレードに手応え「過去数戦合わないコースはなかった…ポイントを取り返したい」目指すは5位以上|WEDNESDAY F1 TIME
一方で角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #17』にリモート出演し、スペインGPに持ち込む新要素についての期待を口にした。 「アップグレードに期待しています。結構(変更点は)小さくないので。あまり期待値は上げたくないんですけど、そこで良いクルマがあれば、良い走りをして、ポイントを(カナダで取れなかったぶん)取り返したい」 すでにシミュレーターでもその部分はしっかり確認し、アップグレードの効果を実感しているとのこと。 「シミュレーターをやって、差を感じるようなアップグレードなので、そのシミュレーターどおりにいけば良いラップタイムは望めるんじゃないかと思っている」 「もちろんクルマがサーキットに合うか合わないかもあると思うんですけど、過去数戦見て合わないコースはなかった。そこは心配していません」
番組MCのサッシャ氏が“(スペインGPでは)何位を目指しましょう”と聞くと、角田は「何位が良いですか?」と逆に尋ねる。サッシャ氏は“僕に聞いたら1位ですよ”と返答した。 「そうですよね(笑)。へへっ。じゃあトップ8で!」 サッシャ氏は“いいですね。全然トップ8と言って驚かないし、あ、それで良いんだと思っちゃう”と語ると、角田は「じゃあトップ5で!」とすぐさま上方修正している。 昨季のスペインGPで角田は、終盤まで入賞圏内で戦うも、チョウ・グァンユを56/66周目のターン1で押し出したとして、5秒ペナルティに伴いP9→P12降格となった、悔しい一戦に。 前年に比べて今季のVCARB 01は大きな前進を示している。それだけに角田はアップデートの効果をしっかり活かして、今季8度目の予選Q3進出、6度目の入賞を果たしたいところだ。