女子100m日本中学校記録保持者 三好美羽選手 ケガを乗り越え新たな目標へ「足りない部分を見つけた」
広島ニュースTSS
陸上競技の話題です。 女子100mで日本中学校記録を持つ三好美羽選手が2025年に向けてスタートを切りました。 広島県福山市の神辺西中学校3年生三好美羽選手。 中学校最終学年となった去年、6月に日本最高峰のレース「日本選手権」に出場。 予選を突破し目標としていた準決勝に出場、同世代とのレースでは感じない気づきがありました。 【三好美羽 選手】 「(日本選手権で)走ってみて後半、おいていかれる部分とレースへの集中力がすごくて、自分が成長できていない部分を改めて感じました」 社会人選手とのレースを肌で感じ、一回り成長した三好選手。 1週間後の広島県通信陸上で快挙を達成します。 11秒57のタイムで、14年ぶりに日本中学校記録を更新しました。 しかし、その直後アクシデントが三好選手を襲います。 “両足の肉離れ” その後の大会で満足な成績を残せませんでした。 【三好美羽 選手】 「ケガをしているときこそ、自分に足りない部分を見つけることが出来たり、自分の弱い部分を見つける期間だったと思うので、ケガの予防をしなかったことは悔いが残りますが、他のことを見つけられたので、ある意味良かったと思っています」 シーズンオフとなった年末、現在も所属する地元のクラブチーム「チームF.A.S.T(ファスト)」の練習に参加。 2月に大阪で行われる日本室内陸上に向けてトレーニングを行っています。 【三好美羽 選手】 「(スターティングブロックは)足に負担がくるので、前半の練習ができなくて、スタートに不安があるけど、少しずつ2月にあわせていって、U18でなく日本選手権に出場しますが決勝に残りたいと思います」 3月には中学校を卒業し、高校に進学する三好選手。 今年広島で行われるインターハイに向け意気込みを話してくれました。 【三好美羽 選手】 「いつも応援していただく地元の方が来てくれるので、インターハイの決勝に残れるレベルに成長したいと思います」 <スタジオ> 日本中学校記録を更新したものの、足のケガの影響で夏以降、思うような成績が残せなかった三好選手。 現在はケガも癒え、次の目標に向かっています。 今年は地元でのインターハイなど様々な大会が行われますが、ケガを乗り越え、さらに成長してほしいと思います。
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