普通自動車免許で乗れるAPトライク125は箱根の激坂を上れるのか?嵐の日にハードなツーリングテストに挑んでみた【過酷試乗レビュー】
普通自動車免許(AT限定可)で乗れる屋根付き三輪トライクの「APトライク125」シートベルトやヘルメット装着義務なしで3人乗りなんてメチャ面白そうだけど、雨とか風とかパワーとか、そして峠の坂道は上れるのか? 徹底的にテストしてみたレポートをお届けいたします~! 【この記事の写真をまとめて見る】普通自動車免許で乗れるAPトライク125は箱根の激坂を上れるのか? ────────── 【YouTubeクリエイター:DIY道楽テツ】バイク雑誌の編集に携わったのち、20年以上の溶接の経験を活かしてDIYに勤しむYouTubeクリエイター。「バイクを元気にしたい!」というコンセプトで定期的に動画を配信している。 ──────────
実はずっと気になっていた「APトライク125」
これを読んでいる皆さんの中にも、タイの「トゥクトゥク」のようなトライシクル (三輪バイク)「APトライク(APTrikes)125」を目撃したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 走っているのを見かけたら二度見必至のその可愛いフォルム。バイクでもなけりゃクルマでもない。 このAPトライクは「側車付軽二輪」という区分の車両で、 ・普通自動車免許(AT限定可)で運転可能 ・シートベルトやヘルメット装着義務なし ・保険は軽二輪 250cc等と同じ ・車庫証明、車検はなし …という、法律の隙間にスポッとはまっているようなマシンなのです。 しかも驚きなのは、コレで3人乗り(!)ということ。確かに、運転席の後ろに座席があります。 ハンドル周りはまんまバイクっぽいですが シートは車! という(笑) そして気になるエンジンは中国のZONGSHEN(ゾンシェン)エンジンメーカーが製造していて、スペックは以下の通り。 ・125cc 空冷4ストロークSOHC 2バルブ 単気筒 ・最高出力:6.3kw(8.7ps)/7,500rpm ・最大トルク:8.8Nm(0.89kgf/m)/5,500rpm ・燃料タンク容量:約10L ・参考燃費:郊外実測約25km/L そしてミッションはというと、ロータリー式四段変速で自動遠心クラッチ。そしてバックギアを装備していて、これでシャフトドライブの回転を「前進|後進」を切り替える仕組み。 このサイズで、このフォルムで、しかも三人乗りとか!こりゃもう面白くないわけがない!ってことで、筆者も非常に興味津々だったわけです。
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