【徹底解説】自動車業界とは?|将来性や注目テーマ、志望動機の書き方、文理別の例文も紹介
自動車業界のランキング・年収・待遇・社風などの調べ方
自動車業界のメーカー各社の業績、年収などについては、『会社四季報』(東洋経済新報社刊行)に掲載されています。業界ランキングやトレンドなどは、業界地図として、各業界の動向を詳細に解説している本で確認することができるでしょう。 大企業の場合は、ホームページや採用ページの情報が充実していることも多いので、社風や仕事内容、キャリアパスなどの情報収集に役立てることができます。待遇や社風、年収の実態などが知りたい場合は、企業の口コミサイトを調べる方法もあります。 また、自動車産業は規模が大きいため、身近な人が働いているケースも少なくはないでしょう。自分で情報を収集するだけでなく、実際に働いている人に、直接、話を聞いてみることもおススメです。周囲に見当たらない場合でも、友人・知人などに聞いてみれば、紹介してもらえる可能性もあるでしょう。
自動車業界に向いている人とは?
ここでは、自動車業界に向いている人の特徴について解説します。 ■ものづくりが好き 自動車産業は、日本を代表するものづくり産業の一つと言えます。また、電気自動車や自動運転などをはじめ、新たな技術に取り組み続けている業界でもあります。ものづくりが好きな人や、技術革新に興味がある人には向いているでしょう。 ■社会インフラを支えたい 先にも述べた通り、自動車業界は交通や物流など、社会インフラを支えています。また、少子高齢化が進む社会を支えるために、自動運転技術の実用化などにも期待が集まっています。社会インフラを支える使命感を味わいたい人にとっても向いていると言えます。 ■新規事業や海外での活躍に挑戦したい 自動車業界では、ゼロからものづくりに取り組み、新たな技術の開発や海外事業の展開などにも注力している企業も多くあります。新規事業やグローバルなフィールドなど、知らない世界にも物おじすることなく興味を持って飛び込み、成長していきたいという人には向いていると言えるでしょう。 特に、完成車メーカーの場合は、海外事業も積極展開していることが多いため、バイタリティーやチャレンジ精神がある人材を求める傾向があります。 ■コツコツ積み重ねていくことが得意 ものづくりにおいては、地道な作業を一つひとつ重ねていくことが必要です。小さな課題にもいちずに向き合い、コツコツ積み重ねていくことが得意な人や、物事を改善していくことに喜びを感じる人に向いていると言えるでしょう。 特に、自動車部品メーカーの場合は、完成車メーカーの自動車製造を技術力で支える側面が強くあるため、難しい要望もクリアしていく根気強さが求められるでしょう。 ■理系の知識が必要な技術職種の場合は? 技術職種の場合は、学生時代の専攻分野なども関係してくるでしょう。電気・数学・機械系の学部の場合は、自動車業界の開発・製造などに必要な知識を学んでいるため、素養があると言えます。 また、昨今は自動運転などの技術開発にも注力しているため、情報系の学部で学んでいる場合、AI活用なども含めた先端技術の開発を担う素養があると言えます。 いずれの場合も、ものづくりの現場で活躍したいという人には向いているでしょう。