「カラオケ離れ」が進んでるって本当? 世代別人気カラオケソングと合わせて、500人に聞いてみました
日本を代表するエンタメ文化のひとつである「カラオケ」。友だちや同僚との親睦を深める場所としてや、歌を楽しむ場として広く愛されてきましたが、一昔前のカラオケブームと比べると、だいぶ落ち着いてしまった印象を受けます。 そこで今回『kufura』では、20~60代の男女500人を対象に「カラオケ利用」についてのアンケート調査を実施。利用状況の変化など、最近のカラオケ事情を探ってみました。
6割以上の人が4年以上カラオケに行っていない
まず、最近のカラオケの利用について聞いてみたところ、以下のような結果となりました。 【あなたが直近でカラオケに行ったのはいつですか?】 3日以内・・・6人(1.2%) 1週間以内・・・2人(0.4%) 2週間以内・・・14人(2.8%) 1か月以内・・・23人(4.6%) 3か月以内・・・30人(6.0%) 半年以内・・・27人(5.4%) 1年以内・・・22人(4.4%) 2年以内・・・25人(5.0%) 3年以内・・・20人(4.0%) 4年以上行っていない・・・288人(57.6%) 行ったことがない・・・39人(7.8%) その他・・・4人(0.8%) 今回のアンケートでは、「4年以上行っていない」(57.6%)を選んだ人が最も多く、そのほかの選択肢にはあまり差がありませんでした。半数以上の人が4年以上カラオケから足が遠のいていることからも、カラオケ人口は減少傾向にあることがうかがえます。こうした“カラオケ離れ”にはどのような理由があるのでしょうか。
コロナ対策、歌が下手……カラオケ離れの理由はそれぞれ
カラオケから遠ざかっている理由を聞いたところ、さまざまな理由が寄せられました。 ♦️カラオケが好きではない、恥ずかしい 「わざわざ行って歌うほど好きではないから」(65歳女性/その他) 「カラオケが嫌いだから、自分からは行かない」(55歳男性/営業・販売) 「人前で歌うのが苦手だから」(41歳女性/主婦) 元々カラオケが好きではなかったり、苦手意識があると答えた人が目立ちました。「下手だし古い曲しか知らないから」(54歳男性/総務・人事・事務)といった声もあり、人前で歌うことを得意としない人が多いことがわかります。 ♦️一緒に行く人がいない、行く機会がない 「コロナ禍があったり、周囲の人があまり行かなくなった」(47歳男性/その他) 「会社を退職してから会社の上司、部下など一緒に行く人がいない」(67歳男性/営業・販売) 「会社の飲み会が減り行く機会が無いから」(47歳男性/研究・開発) カラオケに行きたい気持ちはあっても機会がないという意見も。コロナ禍をきっかけに飲み会などが少なくなり、カラオケに行く流れがなくなったというケースも多くありました。「友人ともカラオケに行こうとあまり言わない年齢になりました」(39歳女性/その他)とライフスタイルの変化を挙げる人もいました。