巨人・菅野智之 メンデス2軍調整、グリフィン離脱の先発陣支えるため当面フル回転へ「捕手と相談して」
巨人・菅野智之投手(34)が、2勝目を懸けて11日のヤクルト戦(神宮)に臨む。週の真ん中に救援陣の負担を軽減できる右腕がいる存在価値は大きく、「少ない球数で長いイニングをというのはずっとやっていること。相手打線は初球から打ってくると思うので、間合いを見ながら捕手と相談していきたい」と見据えた。 【動画】菅野&戸郷がキャッチボール 今季初登板だった4日・中日戦は7回無失点、90球で白星。先発陣はメンデスが2軍再調整中、グリフィンは故障離脱中で、戸郷や山崎伊とローテを支える存在でもある。阿部監督は2月に菅野の中10日登板の構想を明かしていたが、当面中6日でフル回転するとみられる。 神宮での登板は自己最短の1/3回を6失点だった昨年7月17日以来。長いイニングを投げ、鬼門を突破したい。好調のオスナとサンタナを警戒した上で「下位打線がカギになると思う。下位打線を(塁に)出して上位につながれるのが一番ダメ。そこだけ気をつければ試合はつくれるんじゃないか」と腕をぶした。
報知新聞社