芸人 キンタロー。独立後の目標は「AYU様のようなチームを作りたい」年末に共演が実現し
── 壇上に上がってきた人への対処はどうしたんですか。 キンタロー。さん:私も突然のことで「どうしよう」と思ったのですが、ふと「男の人は永遠に男の子の心を持っている」と誰かに聞いた話が頭をよぎって、「よい子は、下でしっかり座って、見れる人~?」と、子どもに呼びかけるように声をかけたんです。そしたら、その方々も「は~い!」と元気よく答えて、おとなしく降りてくれました。ここで、「やめてくださいよ!」と正面から立ち向かっても角が立ってしまうと思ったので。まさか日頃の子育てがここで活きるとは思っていませんでした。
── ナイスでしたね!子育てでいうと、お子さんはキンタロー。さんのご活躍をどう思っていますか。 キンタロー。さん:テレビにママが映っているというのは当たり前のような感じで、なんの違和感もなく観ていますね。私が出てくるとすごく喜んで「ママ~!」と言って指さしているのは嬉しいです。
■独立後の変化「メイクさんに依頼できるように」 ── 独立してからは、子育てをしながらご自身で仕事の調整などもしているそうですね。
キンタロー。さん:仕事の合間や家事などが終わってから家でメールのチェックや今後のスケジュール調整などをしているので、それが結構、深夜になってしまうことも多いです。 でも、独立して自分で仕事の依頼ができるようになって、嬉しいこともありました。昔、ライブで保育園の頃の友達と再会した時に、その子がメイクさんをしていることを知って。「いつかお願いするね!」と話したものの、芸人ってあんまりメイクさんに依頼をしないんです。私のものまねのメイクもほぼ自前で。独立して、自分が依頼できる立場になったので、雑誌の取材依頼などでメイクを発注できるときはお願いするようになりました。
── ものまねのメイクはご自身でされているんですね! キンタロー。さん:基本的に自分でしています。私、本当に面倒くさがりやで。とにかくズボラでラクをしたいので、「次はこの方のモノマネをするから、メイクの研究をしよう」というタイプじゃないんです。「さぁ、やるぞ」となったときに勢いでメイクをして、そのままネタの初出しをするので、本当に行き当たりばったりという感じです。 以前、スタッフさんから言われて、その場でなんとなくやれる気がして「いいですよ」と引き受けたものまねがあったのですが、事前に本人の姿を見ることもなく、ほとんど時間もないなかでメイクをしたら、結果すごく似てウケたんです。逆に時間をとって作った顔のときの方が似てないこともあるので、私はピンチで切羽詰まっているくらいの方が、実力が出るんだと思います(笑)。