くふうハヤテの折下光輝が古巣・巨人に“恩返しソロ”…ファーム交流戦に「5番・三塁」で先発出場
◇ファーム交流戦 くふうハヤテ2-4巨人(12日・草薙) くふうハヤテの折下光輝内野手(24)が、古巣から“恩返しソロ”を放った。巨人2軍戦に「5番・三塁」で先発出場。見せ場は、2点を追う6回先頭にやってきた。相手の3番手・鈴木康平投手(30)の投じたスライダーを強振。高々と舞い上がった打球は、左翼席で弾んだ。17年に育成7位で入団し3年間過ごした古巣からの一発に「打った瞬間は行ったと思った。巨人戦で打ててうれしい」。 KD堺を経て昨オフ、くふうハヤテに入団。今季は規定打席に達していないが43試合出場で、打率は1割9分6厘。憧れの選手は、元巨人の村田修一氏(43)と語っていた折下は、持ち味のパンチ力を武器に「1軍の舞台に上がりたい」と言葉を強くしていた。 しかし2点を追う9回1死一、二塁では、遊ゴロ併殺に倒れ、チームは2―4で7連敗。「勝ちたい気持ちしかない」と、13日の巨人2軍戦(午後1時、ちゅ~る)へ向け気持ちを切り替えた。
報知新聞社