【独自解説】与党“大敗”は岸田政権時代のせい?自民党執行部の腹の内 “政界の119番”がピンチヒッター登板か…今後起こり得る想定内・想定外と政治家が言いづらいウラ話
なんと、誕生日が1月19日。ご自身で「私は政界の119番です」と言っている人が、本当に1月19日生まれです。林さんは、歴代の内閣が「大変!」「不祥事!」「大臣が足りない!」という状況になると、必ず呼ばれてきました。
私が言っているのではなく、永田町の人で言う人がいるんですが、林さんは「絶妙の4番手」だと。総裁選では上から石破さん・高市さん・小泉さんでしたが、皆さん今はそれぞれ事情があります。4番手ということは、議員や地方の支持もそれなりにあって、やはり手堅く、今回“不記載の話”も関係がないといわれています。また、官房長官ですから、むしろ日本の政府そのものをずっと守っていました。
■“もしトラ”なら「石破さんで大丈夫か?」との声が…1年を切った参院選前に、何かが起きる?
しかし、そうも言っていられません。再び大荒れになりそうなのが、11月の前半。11月5日になると、トランプさんなら再び・ハリスさんなら女性初のアメリカ大統領が決まるからです。
支持率は今、せめぎ合っています。問題は、トランプさんがもう一度返り咲いた時です。「石破さんで大丈夫か?」という声が出ます。
トランプさんは、安倍元首相と交渉していた時もそうでしたが、強いリーダーとしか話しません。「いろんなやり取りをしないと政権を維持できないような人と、前向きの話をしてくれるだろうか?」となりますから、すぐに石破降ろしが起きるわけではないでしょうが、また想定外のことが進んでいくと思われます。
実は今、永田町は「参議院選挙前」の感覚です。あと1年あるので、我々からすると時間があるように思いますが、政治家からすると「時間がない」です。いろんな想定内・想定外の一番のピークは、4月の予算成立直後。何かが起きるでしょうか―。 (「かんさい情報ネットten.」2024年10月28日放送)
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