富山県が進める最高級ホテルなどの誘致に向け 奈良県の観光局長が事例を紹介
富山テレビ放送
県が進めるインバウンド観光客や富裕層をターゲットとした最高級ホテルなどの誘致に向けた検討会が開かれました。 検討会には観光政策の有識者や地元の経済界の代表などが出席し、蔵堀副知事が「高付加価値旅行者の誘客や滞在を促進することで、地域の活性化や雇用や観光消費額の拡大を図りたいと考えていて、先進事例を参考に具体的な検討をしたい」と挨拶しました。 富山県を訪れ宿泊した外国人旅行者は去年、のべ23万6000人とピークだった5年前の7割まで戻り、回復傾向となっています。 それでもまだ日帰り客が多く、宿泊を促すためのグローバルブランドのホテルや地域の特性を生かしたホテルが必要とされています。 22日の検討会では宿泊施設を巡る環境が似ている奈良県の竹田観光局長が、「周辺整備などのアメニティーの環境整備などは非常に大事」と語り、誘致のための補助金を設けるなどして地域の実情に合わせて柔軟に対応しながらホテルの誘致を進めていることが紹介されていました。 検討会では県は今後どのような支援ができるか話し合うことにしています。
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