任期満了に伴う高知県黒潮町町長選挙が告示され、これまでに2人が立候補を届け出ました。 【写真を見る】高知県黒潮町長選挙 告示　元職と新人が立候補 黒潮町長選挙に立候補したのは届け出順に、元町長で返り咲きを目指す大西勝也（おおにし・かつや）候補（54歳）と、新人で警視庁の元警察官の矢野和己（やの・かずみ）候補（54歳）のいずれも無所属の2人です。 大西候補は「故郷に貢献したいとの思いから立候補した。福祉のネットワークを活用し高齢者の移動手段の確保を進めるとともに、民間企業と連携して産業振興の仕組みを作る」などと訴えています。 矢野候補は「南海トラフ地震の津波対策が急務と考え立候補した。浸水区域外の高台を整備して住民たちが安心して暮らせるコンパクトシティの実現や大型商業施設の誘致を目指す」などと訴えています。 現在の松本敏郎（まつもと・としろう）町長は今期限りでの引退を表明しています。2人のほかに立候補の動きはなく、新人と3期目の任期途中で辞職した元町長による一騎打ちの選挙戦となる公算が高くなっています。投票は9月29日（日）に行われ、即日開票されます。