『NHK紅白歌合戦』記者会見レポ。ILLIT、ME:I、Da-iCE、Number_i、TXTら初出場組が登壇
『第75回NHK紅白歌合戦』の出場歌手発表会見が、本日11月19日に東京・渋谷のNHK放送センターで行なわれた。 【画像】Number_i、こっちのけんと、ME:Iらが初出場 会見には今回『NHK紅白歌合戦』に初出場する10組のうちILLIT、ME:I、Omoinotake、こっちのけんと、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_i、新浜レオンが登壇した。会場の様子をレポートする。
「膝スラ」披露も。登壇したアーティストのコメント
デビュー8か月で『紅白』初出場となるME:I。リーダーのMOMONAは「私たちME:Iは今年デビューしたばかりなので、本当にいまでも夢のようで、これは現実なのかという思いが率直なところですが、誠意を持ってしっかり頑張っていきたいと思います」とコメント。メンバーのMIUは「私の友人のユナがILLITに所属しているので、同じ舞台に立てることがとても光栄ですし、『紅白』ならではの共演で一緒に頑張りたいなと思います」と語った。 今年1月1日に結成されたNumber_i。TOBEの滝沢社長にどんな報告をしたいか聞かれ、平野紫耀は「今回出させていただくのもやっぱり社長のサポートあっての活動だったと思うので、感謝をお伝えしたいと思います」と回答。 神宮寺勇太は、「去年は見る側だったので、まさか出させていただけるとは思いもしませんでしたし、お正月にデビューして12月31日に出られるのはすごいことだなと、とても光栄で嬉しく思っております」と締め括った。 オーディション番組『R U Next?』で勝ち抜いたメンバーによって今年結成されたILLIT。 紅白で楽しみにしていることについてMOKAは、「『紅白』という夢のステージで綺麗な姿を皆さんにお見せすることが一番の目標です」と語り、メンバーと初めて迎える年末と正月の過ごし方についてIROHAは、「みんなで目標を決めたりしながら幸せな時間を過ごしたいと思っています」と話した。 『紅白歌合戦』の会場となる渋谷で2017年ごろからストリートライブを開催していたOmoinotake。 大ヒットした“幾億光年”について藤井怜央は「つくったときにはここまで広がることをイメージはできていなかった」と話し、「『紅白』に出ることをずっと公言はしてきてましたが、本当に叶えることができて、いい1年になったなと思っております」「1回出るのも本当にすごく嬉しいことですが、出続けることでいままで出会った人や多くの方に頑張っている姿を見せたい」と『紅白』への熱い想いを語った。 こっちのけんとは、『紅白』の出場を会見直前まで「ドッキリだと思っていた」と語る。“はいよろこんで”が大ヒットした今年1年の感想を聞かれ、以下のようにコメントした。 「前半は双極性障害と戦っていて、それをもとにつくったのが“はいよろこんで”でした。この曲が出来たのが5月末で、そこからは自分のできることを全て発揮できるチャンスをいただいて、自分も成長しつつ僕のチームの皆さんも全員で右も左もわからないまま、いまできることを後悔ないようにずっと過ごしてきました。なので、楽しかったとか、嬉しかった悲しかったみたいなこともまだ感じられてないまま突っ走ってきた1年だったなと思っております」 Da-iCEは結成10周年で念願の初出場。リーダーの工藤大輝は「Da-iCEらしいパフォーマンスをしたい」と語り、「ダンスボーカルグループをやっているとクールな印象を持たれがちですが、仲良く楽しくやってるのでそういった部分を見せられたらいいかなと思います」とDa-iCEらしさについてコメント。花村想太が「10年前はかっこいいを極めようとしてたんですが、早々に諦めました」と続けた。 『紅白』でやりたいことやコラボについて聞かれた際には工藤が「膝スライディングをやりたい」、大野雄大が「ワイヤーで浮いた状態でMCをやりたい」と答え、会場の笑いを誘った。 韓国の5人組グループTOMORROW X TOGETHERはデビュー5周年の節目での出演についてHUENINGKAIは、「まずは信じられないような気持ちでした。とても不思議な気持ちでしたが、メンバーみんなと喜び合いました」とコメント。 今年の『紅白』のテーマである「あなたへの歌」に関連して歌を届けたい相手について問われ、HUENINGKAIは「いつも僕たちのために力を尽くしてくださっているファンの皆さんはもちろんのこと、『紅白歌合戦』で初めて僕たちのことを見てくださる方にも新しい姿をお届けしたいと思っています」と話した。 木梨憲武がプロデュースした演歌歌手の新浜レオン。代表曲“全てあげよう”は所ジョージが作詞作曲を担当した。 木梨への報告はこれからだといい、「この報告をすることを目標にしてきたので、早く報告したいという気持ちでいっぱいです」とコメント。『紅白』での共演の可能性については「リリースイベントをやっているときも、飛び込みで来てくださることがあるので、何が起きるのか僕もドキドキしています」と話した。 会見の最後には、“全てあげよう”の終わりに行なわれる「膝スラ(膝スライディング)」を全力で披露。集まった報道陣に向け、さまざまな角度で何度も膝スラを行なうサービス精神を見せた。
テキスト・撮影 by 廣田一馬