【シンガポール】千葉銀行、シンガポール支店を新設
千葉銀行は7日、シンガポール支店を新設した。アジア太平洋地域に進出する顧客を支援するなど現地でのサポート体制を強化するのが狙いだ。海外に新規出店するのは34年ぶりとなる。 既存のシンガポール駐在員事務所を支店に昇格させた。人員は14人。預金や貸出金、外国為替、顧客の海外事業に関する現地支援などを手がける。顧客の近くでより機動的に活動できる体制を整え、アジアでの事業成長を目指す。 海外ではシンガポールのほか、香港、米国・ニューヨーク、英国・ロンドンに支店を持つ。中国・上海、タイ・バンコクには駐在員事務所を置いている。今回の支店新設で千葉銀の海外支店数は4カ所となり、地方銀行では最多となる。 千葉銀は武蔵野銀行と包括業務提携「千葉・武蔵野アライアンス」を結んでおり、これまで武蔵野銀シンガポール駐在員事務所が千葉銀の駐在員事務所のスペースの一部を貸借して同一フロアにオフィスを構えていた。新支店は同じビル内の異なるフロアに開設。従来と同様、同一フロアに武蔵野銀の駐在員事務所が入居する。