大粒の「秋の宝石」 紫波・ブドウ収穫、早めに来て
7日は二十四節気の「白露(はくろ)」。朝晩の冷え込みで草花に露が降りる頃とされる。紫波町佐比内の紫波観光ぶどう園(高橋敬貴(けいき)社長)では、ブドウの収穫が最盛期を迎えている。 藤稔(ふじみのり)、シャインマスカット、サニールージュなど大粒の実が4・5ヘクタールの畑に連なる。6日は甘い香りが漂う中、来園者が「秋の宝石」を品定めしながらブドウ狩りを楽しんだ。 スタッフの細川千春さん(60)は「高温や雨被害もあったが、甘くておいしく仕上がった。成熟が進んでいるので、早めに来てほしい」と呼びかける。