元大関霧島の陸奥親方に霧島市民特別表彰 鹿児島・霧島市牧園町出身
鹿児島県霧島市牧園町出身で元大関霧島の陸奥親方に長年の功績をたたえる霧島市の特別表彰が贈られました。 霧島市役所を訪れた陸奥親方。65歳となった今でもかつて「和製ヘラクレス」と呼ばれた人気力士の面影が残ります。そんな陸奥親方に贈られたのは霧島市民特別表彰です。 2024年4月、日本相撲協会を定年で退職した陸奥親方の長年の労をねぎらったもので、中重真一霧島市長から薩摩錫器のたてなどとともに手渡されました。 元大関霧島・陸奥親方 「こういう賞を頂き、感無量です」 霧島市牧園町生まれの陸奥親方は、筋骨隆々の体で相手をつり上げる豪快な技でファンをわかせ、大関霧島として1991年初場所で32歳で幕内初優勝を果たしました。 陸奥親方は現在、元横綱・鶴竜の音羽山部屋付きの親方として2代目霧島ら後進の指導に当たっていますが、今後もさまざまな形でふるさとに貢献していきたいと話していました。 元大関霧島・陸奥親方 「(2代目の霧島には)大関ではなくもうひとつ上(横綱)をねらっていって、霧島というしこ名を全国に広めてもらいたい。長い間応援していただいて大変うれしく思っていますし、これからも何かまた恩返しができることがあればどんどんやっていきたい」
鹿児島テレビ