新型冷蔵庫が続々 いま“冷凍市場”が熱い!【WBS】
実際、家庭用冷凍食品の需要は高まっていて、2023年の出荷額はコロナ前に比べて2割以上増加しています。イオンが展開する冷凍食品専門店「アットフローズン」も売り上げが伸び続けているといいます。 約1500種類の冷凍食品が並ぶ中、一番売れているのが「ビーフ&チーズパイ」。オーストラリアで人気の商品で、ひき肉たっぷりのミートソースが特徴です。売り上げを押し上げているのは、家庭で楽しめる「ぜいたく」です。 「楽しい時間を過ごしたい客が、今までは外食やホテル、レストランに行って楽しまないと、その時間を味わえなかったが、こちらの商品を買って自宅で再現できる」(「イオンリテール」商品戦略部の田代博雅さん) 例えば「黒毛和牛のハンバーグ デミグラスソース」という商品。価格は2700円と少々値が張りますが、帝国ホテルの料理を自宅で味わえるということで人気を博しています。 アットフローズンを導入したイオン店舗の冷凍食品の売り上げが2倍に伸びた例もあります。 「冷凍食品の専門店が客の支持を得られるか不安だったが、客からの支持を得られているのでオープンしている店の足もとを固めながら、計画的に出店していきたい」(田代さん) ※ワールドビジネスサテライト