「強い」台風22号 直撃なくても沖縄は急な雷雨や突風など注意
フィリピンの東にある台風22号は、午前9時に「強い」台風に発達。現在も北西に進んでいます。今後も日本付近に近づくことはなく、南シナ海へと進む見通しですが、台風周辺の湿った空気の影響で、沖縄では大気の状態が不安定になるなど、間接的な影響はありそうです。
■今後も発達しながら西寄りに進む
強い台風22号は、5日(火)午前9時現在、フィリピンの東にあって、1時間に30キロの速さで西北西に進んでいます。中心気圧は980hPa、最大風速は35メートルと、この時間から「強い」台風になっています。台風は、今後も発達しながら西寄りに進み、南シナ海へと進む見込みで、日本に直接影響することはないでしょう。
■台風周辺の湿った空気で大気不安定になる所も
ただし、沖縄付近には次第に台風周辺の湿った空気が流れ込む見込みで、大気の状態が不安定となりそうです。特に7日(木)は所々で雨雲が発達する予想で、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨などに注意が必要です。また南西諸島では、7日(木)にかけて次第に風も強まって、波も高くなりますので、強風やうねりを伴った高波などにもご注意ください。